ダイエット散財ばか一代★それでも痩せたいのだ日記

61キロ→53キロ。たどりついたのは味覚を磨くだけの苦しみゼロ、月約2千円の減量法でした。

[ダイエット散財録④]ダイエットサプリ騒動記

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◆キャッチセールスであやしい車に連れて行かれた!

 

20歳のとき、街角でキャッチセールスに遭った。

違法とも知らず、まんまとひっかかった。

 

わりにしっかりとした格好の男性二人が

好きな着物の柄を選ぶアンケートをとっているという。

確か謝礼は500円。

 

何もわからない学生の私は、「はあ」とついていった。

今考えても、おそろしいったらありゃしない。

なんでついていったんだろう。

 

車のバンが停まっていて、男が後ろのドアを開けた。

反物が3枚かかっていた。

 

男「どれがお好きですか? アンケート用紙の番号に丸をしてください」

 

なぜか、住所、年齢、氏名を書く欄があった。

いまのように、個人情報という言葉も取り沙汰されていな遠い昔。

 

私は「20歳」と書いた。

法律的に自分の意志でローンが組める年齢がどうかを

確認したのだと、わかったのはその1ヶ月後のことである。

 

◆40万のローンを組む!

 

着物を選ぶと、「あなた血液型◯型でしょう」といきなりいわれた。

合っていたので、びっくり。

それですっかり気持ちを掴まれてしまったのだ。

ああ、なんて単純。

今思えば、4分の1の確率なのにさ。

 

「ぼくね、毎日たくさんの女性のお客様と接しているから

何となく性格とか、血液型とか分かるの。なやみごともわかるよ」

 

「すごいですね」

 

「もうちょっと体重落としたらいいななんておもわない?今もステキだけど、きっとこういう着物も洋服も、もっと素敵にすらりと着こなせるよ」

 

ぽっちゃり女性全員に使える、謳い文句。すらりと。もっとすてきに。もうちょっと痩せたら・・・。

 

そんな会話の流れで、私は食べたら痩せるというサプリを1日3回✕1年分かわされてしまったのだ。

 

もちろん最初は断った。お金がない。持って帰れない。ひとり暮らしの学生です。

 

「大丈夫。月々3800円の◯回ローンでいいから。ここにサインしてくれればいいんだよ。この間の子は3ヶ月で18キロ位痩せたよ。荷物は後から宅配便で送るから」

 

もう、書き出すだけで情けない、見事に安易な悪徳商法

 

 

◆騙した男がテレビに写っている

 

10日後くらいにどーんと、大きな箱が届いた。

ピンクの顆粒で、食事の前に飲むだけ。

味はなく、のみにくい。

ゼラチン的なものが入っているようで、水で膨らんだ。

胃の中で多少膨らむだろうが、一過性で痩せるはずがないとわかる。

 

「10日」は、キャッチセールスのクーリングオフ期間8日を過ぎてから

わざと送っているのだ。

 

ローンが一月分落ちたある日、地方のテレビニュースを見ていたらあの男が写っていた。

 

痩身サプリと騙して、全く効き目も根拠もない偽の粉を売り、逮捕されていたのだ。

他にも着物を売りつけて、選んだものと違う粗悪品を送りつけたり

いくつかの罪状があった。

 

私は当時の恋人に恥をしのんで相談した(だれにもいってなったのだ)。

 

彼は、どこからか無料の法律相談をしてくれる弁護士を見つけてきて

「ここに連絡しろ」と言ってくれた。

 

電話で、弁護士は「放置して大丈夫です。念の為口座は解約してください。請求されることはありません。面談に来なくても大丈夫ですよ。何かあったら来てください」とのこと。

 

ひと月分は損をしたが、その後なんの連絡もなく今にいたる。

サプリはゴミに捨てた。

 

これがおそらく、私のダイエット散財人生の始まりの事件である。